
Orchestra dei Cercatori
第8回演奏会
オーケストラ・チェルカトーリ 第8回演奏会
2026年11月28日(土) 14:15開場 15:00開演
[チケット]A席:1,000円 B席:700円/全席指定 ※要予約※
[会場] 府中の森芸術劇場 どりーむホール
[指揮] 田部井 剛
[チェロ独奏] 佐山 裕樹(新日本フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者)
[曲目]
- 軍靴、そして残響。 -
♪R.ワーグナー:歌劇<リエンツィ>序曲
♪J.オッフェンバック:チェロ協奏曲<軍隊風> ト長調
♪S.プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100
音楽は誰に利用され、誰が排除され、それでも誰が書いたのか。
軍靴の響きが街路を満たすとき、音楽は祝祭の合図にもなり、恐怖の象徴にもなります。
同じような旋律やファンファーレでも、それが掲げる旗はひとつとは限りません。
人々をひとつにまとめ上げる力として利用され、都合のよい物語を語る道具へと変えられていきます。
「誰が書いたのか」という理由だけで、舞台から退けられた響きもあります。
軍隊を思わせるリズムも、軽やかなステップへと誘うオペレッタのきらめきも変わらないのに、
楽譜の端に記された名と出自だけが、その運命を決めてしまう――そんな時代が、たしかに存在しました。
やがて、戦火のただ中で書かれたある作品には、「自由で幸福な人間」の勝利を讃える言葉が添えられます。
力強い行進とまばゆいクライマックスは希望の象徴として迎えられながらも、
その内側からは、どこかきしむ和音や、笑い声と紙一重の不安を帯びたフレーズが静かに立ち上ってくる。
勝利のファンファーレと、押し殺された声が、同じ五線の上でせめぎ合っているかのようです。
軍靴の響きにかき消されかけた音と、なお鳴り続けようとする残響。
晩秋の澄んだ空気が流れこむ府中にて、そっと耳を澄ましていただければ幸いです。
Orchestra dei Cercatori 運営事務局


●当日券につきまして
・残席がある場合、当日券をご案内いたします(全席指定)
・先着順となりますので、満席の場合、入場をお断りする場合がございます。
・当日券受付開始時間:開場時間(ホール入口にて)
●その他
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※公演中の撮影、録音はお断りしております。
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